過去問-R5-4.ばいじん・粉じん特論

R5年 ばいじん・粉じん特論 問15(排ガス中ダスト濃度の試料採取)

問題 JIS による,温度 80 ℃の排ガス中ダスト濃度測定のための試料採取で,円形ろ紙を用いる場合の記述として,誤っているものはどれか。 有効直径 30 mm 以上のものを用いる。 ろ紙はあらかじめ 105 ~ 110 ℃で,十分乾燥する。 ろ紙を通るガス流速が 1 m/s…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問14(排ガス中ダスト試料の採取)

問題 JIS による排ガス中ダスト試料の採取に関する記述中,ア,イの の中に挿入すべきろ紙の種類の組合せとして,正しいものはどれか。 JIS では,「排ガス中に硫酸ミストなどを含み,測定値に影響を及ぼすおそれがある場合は,これらとの反応を起こさない …

R5年 ばいじん・粉じん特論 問13(ピトー管による動圧測定値)

問題 温度 147 ℃,流速 10.0 m/s で流れるガスの,ピトー管による動圧測定値(Pa)はおよそいくらか。なお,ピトー管係数は 0.96,大気圧は 101.0 kPa,静圧(ゲージ圧)は 2.5 kPa,標準状態のガス密度は 1.30 kg/m3 とする。 ⑴24.1 ⑵28.4 ⑶46.8 ⑷111 ⑸183 …

R5年 ばいじん・粉じん特論 問12(石綿濃度)

問題 平成元年環境庁告示第 93 号に基づいて石綿濃度の測定を行い,以下の条件で53 本の石綿繊維が計数された。このときの石綿濃度(本 /L)は,およそいくらか。 捕集用ろ紙の有効ろ過面の面積:962 mm2 顕微鏡の視野の面積 :0.07065 mm2 計数を行った視野…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問11(石綿繊維数の判定方法)

問題 石綿繊維数の判定方法に関する記述として,誤っているものはどれか。ただし,判定は「アスベストモニタリングマニュアル(第 4.2 版)」及び「作業環境測定ガイドブック 1 鉱物性粉じん・石綿」の規定に従うものとする。 単繊維が曲がっている場合には…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問10(電気集じん装置の逆電離現象)

問題 電気集じん装置の逆電離現象に関する記述として,誤っているものはどれか。 ダスト層の見掛け電気抵抗率が 109 Ω・m 以上と非常に高い場合に発生する。 定格電流付近における運転では,電圧値が正常時に比べて高くなる。 電流-電圧特性にヒステリシス…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問9(ダストの払い落とし)

問題 バグフィルターにおけるダストの払い落としに関する記述として,誤っているものはどれか。 一般に払い落とし直後の集じん率は,直前のそれに比べて低い。 連続式払い落とし方式では,ダストの清浄ガス中への逸出が起きることがある。 パルスジェット形…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問8(バグフィルター)

問題 バグフィルター用のろ布に関する記述として,誤っているものはどれか。 織布の空隙率は,不織布のそれより小さい。 長繊維製のものは,短繊維製のものより付着性ダストの剥離性がよい。 未使用フィルターの部分集じん率は,運転時の払い落とし直後のフ…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問7(ろ布の表面加工法の目的)

問題 ろ布の表面加工法の目的を示す表において,ア~ウのの中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。 ア イ ウ ⑴ コーティング加工 膜加工 ディッピング加工 ⑵ 膜加工 平滑加工 コーティング加工 ⑶ ディッピング加工 コーティング加工 平滑加…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問6(加圧水式洗浄集じん装置)

問題 加圧水式洗浄集じん装置に分類されないものはどれか。 ジェットスクラバー 流動層スクラバー スプレー塔 ベンチュリスクラバー サイクロンスクラバー 解答(こちらをクリック) 解答 (2) 解説 洗浄式集じん装置にはいくつか方式があり、以下にまとめ…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問5(無次元数)

問題 集じんに関連する無次元数の組合せのうち、どちらもダストの粒子径の2乗に比例する組合せはどれか。 レイノルズ数と遮りパラメータ レイノルズ数と重力パラメータ 遮りパラメータとストークス数 重力パラメータと遮りパラメータ 重力パラメータとストー…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問4(コゼニー・カルマンの式)

問題 バグフィルターで集じんする際,ダスト層の圧力損失がコゼニー・カルマンの式に従う場合の特性として,誤っているものはどれか。 ダストの比表面積径が大きくなると,圧力損失は大きくなる。 ダスト層の厚さが大きくなると,圧力損失は大きくなる。 ダ…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問3(粒子の移動速度)

問題 流通形式集じん装置において,ガスの流れが層流であるとき,粒子の移動速度v を表す式として,正しいものはどれか。ただし,FD はガスの抵抗力,μ はガス粘度,dp は粒子径,Cm はカニンガムの補正係数である。 解答(こちらをクリック) 解答 (3) …