問題
ごみ焼却設備の NOx 対策に関する記述として,誤っているものはどれか。
- 無触媒脱硝法は,脱硝剤を焼却炉内の高温ゾーンに噴霧して NOx を選択還元する方法である。
- 触媒脱硝法は,無触媒脱硝法と同じ NOx 除去原理であるが,触媒を使用して低温領域で脱硝する方法である。
- 活性コークス法は,NOx を活性コークスで吸着除去する方法である。
- 脱硝バグフィルター法は,ろ布に脱硝機能を持たせ,排ガス中に注入したNH3 とフィルター中の触媒で NOx を除去する方法である。
- 燃焼制御による NOx の発生量の低減は,主として炉内における自己脱硝作用によるものである。
解答(こちらをクリック)
解答
(3)
解説
(3)について、活性コークス法はNOx を活性コークスで吸着除去する方法でではなく、活性コークスをNOxとNH3による脱硝反応における触媒として活用するであるため、誤りとなります。
<<前の問題へ | 次の問題へ>> |