問題
バグフィルターに関する記述として，誤っているものはどれか。
- パルスジェット形払い落とし方式は，連続式払い落とし方式に分類される。
- ろ布の空隙率は，不織布では30～40％である。
- 見掛けろ過速度は，処理流量をろ布の有効ろ過面積で割った値である。
- ろ布に織布を用いる場合の見掛けろ過速度は1m/min 前後である。
- 長繊維製ろ布は，付着性の強いダストに適している。
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解答
（２）
解説
バグフィルターとは、集塵機に取付ける袋状のフィルターのことを言います。 または、このフィルターを用いた方式の集塵機自体のことを指し、主に排ガスの処理に用いられることが多いです。 特徴は以下の通りです。
- ろ布の空隙率は、不織布では70～80%、織布では30~40%である。
- 見掛けろ過速度
- 見掛けろ過速度は処理流量をろ布の有効ろ過面積で割った値である。
- ろ布に織布を用いる場合の見掛けろ過速度は1m/min前後である。
- 長繊維製ろ布は、付着性の強いダストに適している。
また、ろ布にはだんだん堆積していくので、払い落としが必要です。その形式は以下の通りです。
- 間欠式：振動形、逆圧形、逆洗形
- 連続式：パルスジェット形、ソニックジェット形、リバースジェット形
(2)について、ろ布の空隙率は，不織布では70～80％となりますので、誤りとなります。
解説記事
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