R1年 大気概論 問10（石綿（アスベスト））
問題
石綿（アスベスト）に関する記述として，誤っているものはどれか。
- 天然鉱物に産する繊維状けい酸塩鉱物のうち， 6 種類の鉱物が石綿と定義されている（ILO）。
- 石綿暴露作業に従事すると，石綿肺，肺がん，胸膜等の中皮腫などの発生の危険度が高まる。
- 石綿暴露による肺がんの危険度は，喫煙が加わると有意に高まる。
- クリソタイルは，アモサイトやクロシドライトに比べて，中皮腫発生の危険度が高いとされている。
- 石綿及び石綿をその重量の0 . 1 ％を超えて含有する製剤その他の物の製造，輸入，譲渡，提供又は使用が原則禁止されている。
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解答
（４）
解説
石綿は近年出題されていませんので、難しい問題ですが、(4)についてはクリソタイルはアモサイトやクロシドライトに比べて，中皮腫発生の危険度が低いとされているため、誤りです。
参考までに上記問題が解けるように、関係する石綿のHPをリンクします。
http://www.kantei.go.jp/jp/asubesto/qa.html
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