R2年 大気概論 問8(温室効果ガス)

問題

地球温暖化の原因となる温室効果ガスに関する記述として,誤っているものはどれか。ただし,IPCC 第4 次評価報告書による。

CO22005年の大気中濃度:379ppm温暖化係数:1
メタン2005年の大気中濃度:1.1ppm温暖化係数:30
N2O2005年の大気中濃度:319ppb温暖化係数:298
CFC-112005年の大気中濃度:251ppt温暖化係数:4750
四ふっ化炭素2005年の大気中濃度:74ppt温暖化係数:7390

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解答

(2)

解説

どれも温室効果ガスであり、近年出題されていないことから、非常に難しい問題です。この問題は捨てても仕方ないと思います。

答えは(2)で、メタンの大気中濃度は1.8ppm※、温暖化係数は25のため、誤りです。 ※http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/syr_spm.pdf

CO2、メタン、N2O、四ふっ化炭素の温暖化係数 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg-mrv/committee/h24/material/mat_24-1_1.pdf

CFC-11の温暖化係数 https://www.env.go.jp/earth/ozone/qa/part4_chapter1_1-1.pdf

大気中濃度(全部がまとまっているIPCC第4次が見つからなかったので、IPCC第5次のものです) 気象庁 | 展示室1 温室効果ガスに関する基礎知識

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