2022-11-20から1日間の記事一覧

R4年 大気有害物質特論 問9(塩素分析方法)

問題 JIS による排ガス中の塩素分析方法を,定量範囲の下限の小さい順に並べたとき,正しいものはどれか。 IC 法:イオンクロマトグラフ法 PCP 吸光光度法:4‒ピリジンカルボン酸‒ピラゾロン吸光光度法 ABTS 吸光光度法:2,2’‒アジノビス(3‒エチルベンゾチ…

R4年 大気有害物質特論 問10(カドミウム分析方法)

問題 JIS による排ガス中のカドミウム分析方法(電気加熱原子吸光法)に関する記述として,誤っているものはどれか。 測定波長はフレーム原子吸光法の場合と同じである。 マトリックスモディファイヤーとして硝酸パラジウム(Ⅱ)を用いる。 試料注入後,乾燥…

R4年 大気有害物質特論 問8(ふっ素化合物分析方法)

問題 JIS による排ガス中のふっ素化合物分析方法に関する記述として,誤っているものはどれか。 吸収液には水酸化ナトリウム溶液を用いる。 アルミニウム(Ⅲ)の共存が影響を及ぼす場合は,水蒸気蒸留操作によってふっ化物イオンを分離する。 定量範囲の下限…

R4年 大気有害物質特論 問7(特定物質)

問題 次に示す特定物質のうち,その水溶液がアルカリ性を呈するものはどれか。 シアン化水素 ピリジン フェノール 硫化水素 二酸化硫黄 解答(こちらをクリック) 解答 (2) 解説 シアン化水素:弱酸性 ピリジン:弱アルカリ性 フェノール:弱酸性 硫化水…

R4年 大気有害物質特論 問6(ふっ素化合物)

問題 ふっ素化合物の性質,処理に関する記述として,誤っているものはどれか。 ふっ素を含む排ガスの処理には,水酸化ナトリウムの水溶液が吸収剤として用いられる。 ふっ化水素の解離定数は比較的小さく,その水溶液は弱い酸性である。 ふっ化水素の水によ…

R4年 大気有害物質特論 問5(活性炭によるガス吸着処理)

問題 活性炭によるガス吸着処理に関する記述として,誤っているものはどれか。 炭素数の大きい炭化水素を吸着しやすい。 非極性物質よりは極性物質の吸着に優れている。 アンモニアなど塩基性ガスの吸着には,酸性成分添着炭が有効である。 排ガスの処理や有…

R4年 大気有害物質特論 問4(ガス吸収装置)

問題 ガス吸収装置の種類とその長所に関する記述として,誤っているものはどれか。 (種類) (長所) ⑴ 気泡塔 構造が簡単で,液相物質移動容量係数が大きい。 ⑵ スプレー塔 ガスの圧力損失が小さい。 ⑶ ぬれ壁塔 発熱性のガスに適する。 ⑷ ベンチュリスク…