過去問-R1-3.大気特論
問題 JIS による排ガス中の赤外線吸収方式による窒素酸化物自動計測器に関する記述中, 下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。 NO の(1)波長5.3μm付近における赤外線の吸収量変化を測定し, 濃度を連続的に求める測定法である。 NOx として測定…
問題 JIS による排ガス中のNOx 又はNO2 を分析する方法のうち,試料ガスの採取に吸収瓶を使用するものはどれか。 亜鉛還元ナフチルエチレンジアミン吸光光度法 ナフチルエチレンジアミン吸光光度法 イオンクロマトグラフ法 フェノールジスルホン酸吸光光度法…
問題 JIS による紫外線吸収方式のSO2 自動計測器に関する記述中,ア~ウの中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。 紫外線領域にはSO2, ア, イの吸収スペクトルがあるが,水,ウの吸収スペクトルはない。 このため,波長280 ~ 320 nm に…
問題 排ガス試料採取管に用いられる材質と測定成分に対する適用性の可否(○と×)の組合せとして,誤っているものはどれか。 (材質)(塩素)(ふっ化水素) ⑴セラミックス○× ⑵四ふっ化エチレン樹脂○○ ⑶シリカガラス○× ⑷ステンレス鋼×○ ⑸チタン×○ 解答(こち…
問題 排煙脱硝技術に関する記述として,誤っているものはどれか。 アンモニア接触還元法で用いられる主な触媒は,酸化チタンを担体とし,酸化バナジウムを活性金属とするものである。 アンモニア接触還元法では,排ガス中のNO と注入したアンモニアが1:1の…
問題 液体及び固体燃料の二段燃焼に関する記述中,ア,イのの中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。 燃焼用空気を2 段に分けて供給し,第一段では空気比をアに制限し,第二段の空気で完全燃焼を図り,NOx 生成を抑制する方法である。サー…
問題 石灰スラリーを用いる排煙脱硫の各工程に関する記述として,誤っているものはどれか。 吸収剤調整工程では,平均粒子径15 μm 程度の石灰粉を用いて所定濃度のスラリーを調整する。 冷却除じん工程の洗浄水は,腐食性の強い酸性水となる。 吸収工程のSO2…
問題 水酸化マグネシウムスラリー吸収法において起こる化学反応として,誤っているものはどれか。 解答(こちらをクリック) 解答 (4) 解説 水酸化マグネシウム法排煙脱硫装置では、水酸化マグネシウムMg(OH)2を5~10%含むスラリーを吸収剤として使用し、…
問題 燃焼管理に用いる酸素(O2)自動計測器とその干渉成分の組合せとして,誤っているものはどれか。 (計測器)(干渉成分) ⑴磁気式 O2 計NO2 ⑵電極方式 O2 計SO2 ⑶電極方式 O2 計CO2 ⑷ジルコニア方式 O2 計CO ⑸ジルコニア方式 O2 計SO2 解答(こちらをク…
問題 炭素71 %,水素4 . 8 %,酸素9 %,窒素1 %,硫黄0 . 2 %,灰分10 %,水分4 % の組成の石炭を完全燃焼させたとき,乾き燃焼ガス中の酸素濃度が4 . 0 % となる空気比は,およそいくらか。 1 . 18 1 . 23 1 . 28 1 . 33 1 . 38 解答(こちらをクリック) …
問題 通常空気使用時の理論空気量がA0 m3N/kg である燃料を,酸素濃度を25.0%とした酸素富化空気により燃焼させる。酸素富化空気を使用した場合の理論湿り燃焼排ガス量は,通常空気使用時のそれに比べ,何m3N/kg 減少するか。 0.04 A0 0.08 A0 0.12 A0 0.16 …
問題 ガスタービンに関する記述として,誤っているものはどれか。 圧縮機,燃焼器,タービンの三つの要素から成っている。 都市ガス,LNG の他,軽油,灯油なども使用できる。 燃焼過程で,ばいじんは発生しない。 生成されるNOx は,サーマルNOx が主である…
問題 油バーナーに関する記述として,誤っているものはどれか。 油圧式バーナーでは,戻り油形の油量調節範囲は,非戻り油形のそれより狭い。 回転式バーナーの軸回転数は,毎分3000 ~ 7000 回転程度である。 回転式バーナーは,負荷変動のある中小形ボイラ…
問題 各種液体燃料に関する記述として,誤っているものはどれか。 ガソリンとナフサは,ほぼ同じ沸点範囲の留分である。 JIS 1 号灯油の主な用途は,灯火用,暖房・厨房用燃料である。 軽油のディーゼル燃料としての指標であるセタン価は,その値が低いほど…
問題 天然ガスに関する記述として,誤っているものはどれか。 湿性と乾性に大別できる。 湿性ガスには,メタン,エタン,プロパン,ブタンなどが含まれる。 乾性ガスは,多少のCO2 を含む。 天然ガスの標準発熱量は,およそ40 MJ/m3N である。 LNG は,天然…