R2年 大気特論 問2(石炭)

問題

石炭に関する記述として,誤っているものはどれか。

  1. 石炭化が進むに従って,固定炭素が増加する。
  2. 燃焼性は,揮発分や灰分の量などによって異なる。
  3. 無煙炭は,歴青炭に比べて着火しにくい。
  4. 石炭の粘結性は,コークスの製造において最も重要な性質の一つである。
  5. コークスの灰分含有率は,原料炭のそれよりも小さくなる。

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解答

(5)

解説

コークスは強粘結炭を主とする原料炭を乾留して得られる二次燃料で、コークス炉で製造されます。主成分は炭素で、灰分含有率は石灰中の灰分が全部コークスに残るため原料炭より多くなります。従って、(5)が誤りです。

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