過去問-R2-3.大気特論

R2年 大気特論 問15(窒素酸化物自動計測器)

問題 JIS による排ガス中の窒素酸化物自動計測器に関する記述として,誤っているものはどれか。 化学発光分析計では,NO2とオゾンとの反応で生じる発光を測定する。 赤外線ガス分析計では,NOの5 .3μm付近における吸収量変化を測定する。 紫外線吸収分析計で…

R2年 大気特論 問14(SO2自動計測器)

問題 JIS のSO2 自動計測器において,共存する二酸化炭素の影響は受けないが,二酸化窒素の影響を受ける方式はどれか。 溶液導電率方式 赤外線吸収方式 紫外線吸収方式 紫外線蛍光方式 干渉分光方式 解答(こちらをクリック) 解答 (3) 解説 SOxの自動計…

R2年 大気特論 問13(排ガス試料採取方法)

問題 排ガス試料採取方法に関する記述として,誤っているものはどれか。 採取位置は,ダストがたい積したり,落下の著しい場所は避ける。 採取口は,排ガス流に対してほぼ直角に採取管を挿入できるような角度とする。 JIS では,採取点を1 点としてよい条件…

R2年 大気特論 問12(硫黄分析法)

問題 JIS による燃料の硫黄分析法において,分析対象と分析方法の組合せとして,誤っているものはどれか。 (分析対象)(分析方法) ⑴天然ガス中の全硫黄よう素滴定法 ⑵液化石油ガス中の硫黄分酸水素炎燃焼-過塩素酸バリウム沈殿滴定法 ⑶灯油中の硫黄分酸水…

R2年 大気特論 問11(排煙脱硝技術)

問題 排煙脱硝技術に関する記述として,誤っているものはどれか。 無触媒還元法では,水素を添加すると反応温度を200~300℃低下させることができる。 活性炭法は,同時脱硫・脱硝技術の一つである。 酸化還元法は,排ガスにNH3を加え,電子ビームを照射してN…

R2年 大気特論 問10(NOx)

問題 NOx及びその生成機構に関する記述として,誤っているものはどれか。 固定発生源で生成されるNOx の大部分はNOである。 プロンプトNOx の生成は,水素の燃焼にはみられない現象である。 サーマルNOx の生成速度は,反応温度に強く依存し,高温ほど生成速…

R2年 大気特論 問9(石灰スラリー吸収法のスケーリング防止策)

問題 石灰スラリー吸収法のスケーリング防止策に関する記述として,誤っているものはどれか。 吸収液にあらかじめ石こうの種結晶を加える。 吸収塔内部は液のよどみの少ない単純構造とする。 吸収塔内部の構造物には表面の滑らかな材料を用いる。 吸収塔下部…

R2年 大気特論 問8(水酸化マグネシウムスラリー吸収法)

問題 水酸化マグネシウムスラリー吸収法に関する記述として,誤っているものはどれか。 石灰スラリー吸収法に比べて設備費は安価である。 スラリーは弱アルカリ性で,毒性・腐食性もなく,取扱いが容易である。 反応後の生成塩の溶解度は水酸化マグネシウム…

R2年 大気特論 問7(すすの発生)

問題 すすの発生とその防止に関する記述として,誤っているものはどれか。 ガス燃焼では,空気比1.1程度でもほとんどすすを発生することはない。 ガス燃焼では,拡散燃焼のほうが予混合燃焼よりもすすは発生しにくい。 中・小形ボイラでの重油燃焼では,炎が…

R2年 大気特論 問6(燃焼装置)

問題 ア~ウの特徴をもつ燃焼装置の組合せとして,正しいものはどれか。 ア ガスが層流となる流速条件では,火炎長はガス流速に比例するガス燃焼装置 イ 低負荷でも良好な噴霧状態が維持可能で,油量調節範囲が広いバーナー ウ ガス流速が 1 ~ 2 m/s 程度で…

R2年 大気特論 問5(ボイラーの基準空気比と燃焼室熱負荷)

問題 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に関する告示に示されている,電気事業用ではないボイラーの基準空気比と,その代表的な燃焼室熱負荷(104 W/m3)の組合せとして,正しいものはどれか。 (ボイラー形式)(基準空気比)(燃焼室熱負荷,104…

R2年 大気特論 問4(燃焼計算)

問題 メタンとプロパンを混焼し完全燃焼させる燃焼炉で,空気比1.2 のとき,乾き燃焼排ガス中のCO2 濃度は10 % だった。このときのメタンとプロパンの体積比(メタン/プロパン)は,およそいくらか。 ⑴1 ⑵3 ⑶5 ⑷8 ⑸10 解答(こちらをクリック) 解答 (4)…

R2年 大気特論 問3(燃焼計算)

問題 ある燃料を完全燃焼させたとき,湿り燃焼排ガス中及び乾き燃焼排ガス中のCO2濃度がそれぞれ8.93%,10.31%となった。この燃料の可燃分中のHとCのモル比(H/C)の値は,およそいくらか。ただし,燃料と燃焼用空気は水分を含まないものとする。 ⑴1.0 ⑵1.5 …

R2年 大気特論 問2(石炭)

問題 石炭に関する記述として,誤っているものはどれか。 石炭化が進むに従って,固定炭素が増加する。 燃焼性は,揮発分や灰分の量などによって異なる。 無煙炭は,歴青炭に比べて着火しにくい。 石炭の粘結性は,コークスの製造において最も重要な性質の一…

R2年 大気特論 問1(気体燃料の性状)

問題 気体燃料の性状に関する記述として,誤っているものはどれか。 天然ガスのうち乾性ガスは,メタンのほかエタン,プロパン,ブタンなどを多く含んでいる。 液化石油ガスは,プロパン,プロピレン,ブタン,ブチレンを主成分とする。 製油所ガスは,水素…