問題
排ガス試料採取方法に関する記述として，誤っているものはどれか。
- 採取位置は，ダストがたい積したり，落下の著しい場所は避ける。
- 採取口は，排ガス流に対してほぼ直角に採取管を挿入できるような角度とする。
- JIS では，採取点を1 点としてよい条件は，煙道の断面積により定められている。
- 化学分析とばいじん濃度測定では，同じ採取口を使用してもよい。
- 非吸引採取方式の一つとして，パスモニターがある。
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解答
（３）
解説
排ガス試料ガスの採取はいくつかポイントがあります。
| 採取位置 | ダクトの屈曲部分、断面形状が急激に変化する部分を避け、排ガスの流れが一様に整流され、作業が安全かつ容易に行える場所 |
| 採取口 | 排ガスの流れに対してほぼ直角に採取管を挿入 |
| 採取点 | 分析結果の相違が少ない場合には、任意の1点でよい。 |
| 採取管 | 25A程度の太さの管を使用 |
(3)について、採取点を1 点としてよい条件は，煙道の断面積ではなく、分析結果の相違が少ない場合となりますので、誤りとなります。
解説記事
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