R5年 大気有害物質特論 問7(特定物質とその漏洩時の措置)

問題

特定物質とその漏洩時の措置の組合せとして,誤っているものはどれか。

  特定物質 措置
ホスゲン 被害を及ぼすと考えられる区域への立ち入りの禁止
メルカプタン 着火源となるものの速やかな除去
ふっ化水素 炭酸ナトリウムによる中和
シアン化水素 硫酸鉄(Ⅱ)の水酸化ナトリウム溶液による処理
クロルスルホン酸 漏洩箇所への注水

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解答

(5)

解説

(5)について、クロルスルホン酸は、水に対する溶解熱が大きいことに加え、水と反応すると塩酸・硫酸が生じるため、注水してはいけません。漏洩時の対応は、水酸化カルシウムや炭酸ナトリウムの散布や中和によって吸収させるため、誤りとなります。

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