過去問-R3-1.公害総論

R3年 公害総論 問15(ライフサイクルアセスメント)

問題 ライフサイクルアセスメント(LCA)とその実施手順に関する記述として,誤っているものはどれか。 LCA とは,製品システムのライフサイクル全体を通したインプット,アウトプット及び潜在的な環境影響のまとめ並びに評価のことである。 LCA を実施する…

R3年 公害総論 問14(化管法)

問題 化管法の次の対象物質のうち,2018 年度における届出排出量が最も多いものはどれか。(化管法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する 法律) ベンゼン キシレン エチルベンゼン ノルマル-ヘキサン ジクロロメタン(別名…

R3年 公害総論 問13(産業廃棄物)

問題 産業廃棄物に関する記述として,誤っているものはどれか(環境省調べによる)。 我が国の産業廃棄物の総排出量は,約 4 億 t 前後で推移している。 2017 年度の業種別排出量では,電気・ガス・熱供給・水道業が最も多い。 2017 年度の種類別排出量では…

R3年 公害総論 問12(騒音・振動の状況)

問題 騒音・振動の状況に関する記述中,ア~ウの の中に挿入すべき語句・数値の組合せとして,正しいものはどれか(令和 2 年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書による)。 騒音苦情件数は,振動苦情件数の約ア倍である。 発生源別の苦情件数は,振…

R3年 公害総論 問11(海洋環境の現状)

問題 海洋環境の現状に関する記述として,誤っているものはどれか。 海上保安庁の「平成 31 年/令和元年の海洋汚染の現状について」によると,汚染原因件数の割合が最も高かったのは,油であった。 環境省の「平成 30 年度海洋環境モニタリング調査結果」に…

R3年 公害総論 問10(公共用水域の水質汚濁の現状)

問題 公共用水域の水質汚濁の現状に関する記述として,誤っているものはどれか(環境省平成 30 年度公共用水域水質測定結果による)。 海域では,健康項目の環境基準を超過した地点はなかった。 河川,湖沼,海域のうち,健康項目の環境基準達成率が最も低い…

R3年 公害総論 問9(悪臭に係る発生源別の苦情)

問題 悪臭に係る発生源別の苦情として,最も件数の多いものはどれか(環境省平成30 年度悪臭防止法施行状況調査による)。 野外焼却 畜産農業 食料品製造工場 下水・用水 サービス業・その他 解答(こちらをクリック) 解答 (1) 解説 悪臭苦情件数は下図…

R3年 公害総論 問8(有害大気汚染物質)

問題 有害大気汚染物質に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。 (1)23の優先取組物質が指定されており,このうちの(2)ベンゼン,(3)トリクロロエチレン,(4)テトラクロロエチレン,及び,(5)水銀及びその化合物の 4 物質には,大…

R3年 公害総論 問7(オゾン層)

問題 成層圏オゾン層を破壊する原因となる物質として,誤っているものはどれか。 六ふっ化硫黄 四塩化炭素 臭化メチル 1,1,1‒トリクロロエタン クロロフルオロカーボン 解答(こちらをクリック) 解答 (1) 解説 炭素とフッ素の化合物であるフルオロカーボ…

R3年 公害総論 問6(国際会議)

問題 次に示す国際会議・議定書を,開催又は採択の古い順に左側から並べたとき,正しいものはどれか。 環境と開発に関する国際連合会議(UNCED)の開催 オゾン層保護に関するモントリオール議定書の採択 気候変動に関する京都議定書の採択 ⑴ ア イ ウ ⑵ イ …

R3年 公害総論 問5(特定工場における公害防止組織の整備に関する法律)

問題 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律に関する記述として,誤っ ているものはどれか。 特定事業者は,公害防止統括者を選任した日から 30 日以内に,その旨を当該特定工場の所在地を管轄する都道府県知事(又は政令で定める市の長)に届け出…

R3年 公害総論 問4(法律と用語の対応)

問題 次の法律とその法律の定義に規定されている用語の組合せとして,誤っているものはどれか。 (法律) (用語) (1) 大気汚染防止法 揮発性有機化合物排出施設 (2) 悪臭防止法 臭気指数 (3) 騒音規制法 特定建設作業 (4) 水質汚濁防止法 指定地域特定施設…

R3年 公害総論 問3(環境基本法第16条)

問題 問 3 環境基本法に規定する環境基準に関する記述中,下線部分(a~j)の用語の組合せとして,誤りを含むものはどれか。 (a)政府は,大気の汚染,水質の汚濁,土壌の汚染及び騒音に係る(b)環境上の条件について,それぞれ,人の健康を保護し,及び生活…

R3年 公害総論 問2(環境基本法第8条)

問題 環境基本法に規定する事業者の責務に関する記述中,ア~オの の中に挿入すべき語句(a~h)の組合せとして,正しいものはどれか。 事業者は,基本理念にのっとり、そのアを行うに当たっては,これに伴って生ずるイの処理その他の公害を防止し,又はウ…

R3年 公害総論 問1(環境基本法第14条)

問題 環境基本法第二章に定める環境の保全に関する基本的施策に関する記述中、(ア)~(エ)の中に挿入すべき語句(a~f)の組合せとして、正しいものはどれか。 この章に定める環境の保全に関するア及び実施は、基本理念にのっとり、次に掲げる事項の確保を旨と…