2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

R2年 公害総論 問12(騒音・振動公害)

問題 騒音・振動公害に関する記述中,ア~ウの の中に挿入すべき語句・数値の組合せとして,正しいものはどれか。 建設作業振動に対する苦情件数は,振動苦情件数全体の約ア%である(環境省:令和元年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書による)。…

R2年 公害総論 問11(水利用における汚濁負荷)

問題 水利用における汚濁負荷に関する記述として,誤っているものはどれか。 人の生活に由来する排水(生活排水)の発生源には,し尿と生活系雑排水がある。 生活排水中の BOD,COD,全窒素,全りんのうち, 1 人 1 日当たり排出される汚濁物質の原単位が最…

R2年 公害総論 問10(水質汚濁の現状)

問題 水質汚濁の現状に関する記述として,誤っているものはどれか。 公共用水域では,人の健康の保護に関する環境基準は,ほとんどの地点で達成されている。 公共用水域における BOD 又は COD の環境基準達成率は,湖沼の達成率が最も低い。 硝酸性窒素及び…

R2年 公害総論 問9(VOC)

問題 揮発性有機化合物(VOC)の排出規制対象となっている施設を,規模要件である排・送風能力の大きさの順に並べたとき,正しいものはどれか。 ⑴塗装施設(吹付塗装)>グラビア印刷・乾燥施設>化学製品製造・乾燥施設 ⑵塗装施設(吹付塗装)>化学製品製造・…

R2年 公害総論 問8(光化学オキシダント)

問題 光化学オキシダントに関する記述として,誤っているものはどれか。 光化学オキシダントとは,オゾン,パーオキシアセチルナイトレートなどの酸化性物質をいう。 光化学オキシダントは,窒素酸化物と非メタン炭化水素を含む揮発性有機化合物などがかかわ…

R2年 公害総論 問7(IPCC第 5 次評価報告書)

問題 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第 5 次評価報告書の内容に関する記述として,誤っているものはどれか。 陸域と海上を合わせた世界の平均地上気温は,1880 年から 2012 年の期間に0.85 ℃上昇した。 世界の平均海面水位は,1901 年から 2010 年…

R2年 公害総論 問6(オゾン層)

問題 成層圏オゾン層破壊問題に関する記述として,誤っているものはどれか。 成層圏では強い紫外線によって酸素分子から生成する酸素原子と酸素分子とが反応して,オゾンが生成する。 クロロフルオロカーボン,ハロンなどが成層圏で分解して生成する塩素原子…

R2年 公害総論 問5(特定工場における公害防止組織の整備に関する法律)

問題 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律の目的に関する記述中,ア,イの の中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。 この法律は,アの制度を設けることにより,特定工場における公害防止組織の整備を図り,もって イに資する…

R2年 公害総論 問4(水質の環境基準)

問題 環境基準に関する記述中,ア~オの の中に挿入すべき語句(a~e)の組合せとして,正しいものはどれか。 環境基準には ア に係る基準と イに係る基準とがある。両基準が設定されているのは ウに係る基準のみである。その ア に関する環境基準は, エ…

R2年 公害総論 問3(法律と用語の対応)

問題 次の法律とその法律に規定されている用語の組合せとして,誤っているものはどれか。 ⑴ 環境基本法 公害防止計画 ⑵ 水質汚濁防止法 総量削減計画 ⑶ 循環型社会形成推進基本法 地域循環共生圏推進計画 ⑷ 気候変動適応法 気候変動適応計画 ⑸ 地球温暖化対…

R2年 公害総論 問2(環境基本法第4条)

問題 環境基本法に規定する環境の保全に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。 環境の保全は,(1)社会経済活動その他の活動による環境への負荷をできる限り低減することその他の環境の保全に関する行動が(2)官民の公平な役割分担…

R2年 公害総論 問1(環境基本法第2条)

問題 環境基本法に規定する定義に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。 この法律において(1)「環境への負荷」とは,(2)環境の保全上の支障のうち,事業活動(3)その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる大気の汚染,(4)水…

R3年 公害総論 問15(ライフサイクルアセスメント)

問題 ライフサイクルアセスメント(LCA)とその実施手順に関する記述として,誤っているものはどれか。 LCA とは,製品システムのライフサイクル全体を通したインプット,アウトプット及び潜在的な環境影響のまとめ並びに評価のことである。 LCA を実施する…

R3年 公害総論 問14(化管法)

問題 化管法の次の対象物質のうち,2018 年度における届出排出量が最も多いものはどれか。(化管法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する 法律) ベンゼン キシレン エチルベンゼン ノルマル-ヘキサン ジクロロメタン(別名…

R3年 公害総論 問13(産業廃棄物)

問題 産業廃棄物に関する記述として,誤っているものはどれか(環境省調べによる)。 我が国の産業廃棄物の総排出量は,約 4 億 t 前後で推移している。 2017 年度の業種別排出量では,電気・ガス・熱供給・水道業が最も多い。 2017 年度の種類別排出量では…

R3年 公害総論 問12(騒音・振動の状況)

問題 騒音・振動の状況に関する記述中,ア~ウの の中に挿入すべき語句・数値の組合せとして,正しいものはどれか(令和 2 年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書による)。 騒音苦情件数は,振動苦情件数の約ア倍である。 発生源別の苦情件数は,振…

R3年 公害総論 問11(海洋環境の現状)

問題 海洋環境の現状に関する記述として,誤っているものはどれか。 海上保安庁の「平成 31 年/令和元年の海洋汚染の現状について」によると,汚染原因件数の割合が最も高かったのは,油であった。 環境省の「平成 30 年度海洋環境モニタリング調査結果」に…

R3年 公害総論 問10(公共用水域の水質汚濁の現状)

問題 公共用水域の水質汚濁の現状に関する記述として,誤っているものはどれか(環境省平成 30 年度公共用水域水質測定結果による)。 海域では,健康項目の環境基準を超過した地点はなかった。 河川,湖沼,海域のうち,健康項目の環境基準達成率が最も低い…

R3年 公害総論 問9(悪臭に係る発生源別の苦情)

問題 悪臭に係る発生源別の苦情として,最も件数の多いものはどれか(環境省平成30 年度悪臭防止法施行状況調査による)。 野外焼却 畜産農業 食料品製造工場 下水・用水 サービス業・その他 解答(こちらをクリック) 解答 (1) 解説 悪臭苦情件数は下図…

R3年 公害総論 問8(有害大気汚染物質)

問題 有害大気汚染物質に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。 (1)23の優先取組物質が指定されており,このうちの(2)ベンゼン,(3)トリクロロエチレン,(4)テトラクロロエチレン,及び,(5)水銀及びその化合物の 4 物質には,大…

R3年 公害総論 問7(オゾン層)

問題 成層圏オゾン層を破壊する原因となる物質として,誤っているものはどれか。 六ふっ化硫黄 四塩化炭素 臭化メチル 1,1,1‒トリクロロエタン クロロフルオロカーボン 解答(こちらをクリック) 解答 (1) 解説 炭素とフッ素の化合物であるフルオロカーボ…

R3年 公害総論 問6(国際会議)

問題 次に示す国際会議・議定書を,開催又は採択の古い順に左側から並べたとき,正しいものはどれか。 環境と開発に関する国際連合会議(UNCED)の開催 オゾン層保護に関するモントリオール議定書の採択 気候変動に関する京都議定書の採択 ⑴ ア イ ウ ⑵ イ …

R3年 公害総論 問5(特定工場における公害防止組織の整備に関する法律)

問題 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律に関する記述として,誤っ ているものはどれか。 特定事業者は,公害防止統括者を選任した日から 30 日以内に,その旨を当該特定工場の所在地を管轄する都道府県知事(又は政令で定める市の長)に届け出…

R3年 公害総論 問4(法律と用語の対応)

問題 次の法律とその法律の定義に規定されている用語の組合せとして,誤っているものはどれか。 (法律) (用語) (1) 大気汚染防止法 揮発性有機化合物排出施設 (2) 悪臭防止法 臭気指数 (3) 騒音規制法 特定建設作業 (4) 水質汚濁防止法 指定地域特定施設…

R3年 公害総論 問3(環境基本法第16条)

問題 問 3 環境基本法に規定する環境基準に関する記述中,下線部分(a~j)の用語の組合せとして,誤りを含むものはどれか。 (a)政府は,大気の汚染,水質の汚濁,土壌の汚染及び騒音に係る(b)環境上の条件について,それぞれ,人の健康を保護し,及び生活…

R3年 公害総論 問2(環境基本法第8条)

問題 環境基本法に規定する事業者の責務に関する記述中,ア~オの の中に挿入すべき語句(a~h)の組合せとして,正しいものはどれか。 事業者は,基本理念にのっとり、そのアを行うに当たっては,これに伴って生ずるイの処理その他の公害を防止し,又はウ…

R3年 公害総論 問1(環境基本法第14条)

問題 環境基本法第二章に定める環境の保全に関する基本的施策に関する記述中、(ア)~(エ)の中に挿入すべき語句(a~f)の組合せとして、正しいものはどれか。 この章に定める環境の保全に関するア及び実施は、基本理念にのっとり、次に掲げる事項の確保を旨と…