2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

R5年 ばいじん・粉じん特論 問7(ろ布の表面加工法の目的)

問題 ろ布の表面加工法の目的を示す表において,ア~ウのの中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。 ア イ ウ ⑴ コーティング加工 膜加工 ディッピング加工 ⑵ 膜加工 平滑加工 コーティング加工 ⑶ ディッピング加工 コーティング加工 平滑加…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問6(加圧水式洗浄集じん装置)

問題 加圧水式洗浄集じん装置に分類されないものはどれか。 ジェットスクラバー 流動層スクラバー スプレー塔 ベンチュリスクラバー サイクロンスクラバー 解答(こちらをクリック) 解答 (2) 解説 洗浄式集じん装置にはいくつか方式があり、以下にまとめ…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問5(無次元数)

問題 集じんに関連する無次元数の組合せのうち、どちらもダストの粒子径の2乗に比例する組合せはどれか。 レイノルズ数と遮りパラメータ レイノルズ数と重力パラメータ 遮りパラメータとストークス数 重力パラメータと遮りパラメータ 重力パラメータとストー…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問4(コゼニー・カルマンの式)

問題 バグフィルターで集じんする際,ダスト層の圧力損失がコゼニー・カルマンの式に従う場合の特性として,誤っているものはどれか。 ダストの比表面積径が大きくなると,圧力損失は大きくなる。 ダスト層の厚さが大きくなると,圧力損失は大きくなる。 ダ…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問3(粒子の移動速度)

問題 流通形式集じん装置において,ガスの流れが層流であるとき,粒子の移動速度v を表す式として,正しいものはどれか。ただし,FD はガスの抵抗力,μ はガス粘度,dp は粒子径,Cm はカニンガムの補正係数である。 解答(こちらをクリック) 解答 (3) …

R5年 ばいじん・粉じん特論 問2(集じん率)

問題 図に示す部分集じん率をもつ集じん装置で, 4 種類の粒子径の粒子を表に示す割合で混合したダストを含む排ガスを処理した。全集じん率(%)が最も高くなるダストはどれか。 ⑴ ダスト A ⑵ ダスト B ⑶ ダスト C ⑷ ダスト D ⑸ ダスト E 解答(こちらをク…

R5年 ばいじん・粉じん特論 問1(集じん率)

問題 含じんガスを分割(流量比 F1:F2 = 1:2)した後,同じ性能の集じん装置 3 基を図のように配置して集じんし,再びガスを合一したところ,総合集じん率が93.0 %になった。集じん装置単体の集じん率は何%か。ただし,集じん率は集じん装置の設置位置…

R5年 大気特論 問15(窒素酸化物自動計測器)

問題 JIS による排ガス中の窒素酸化物自動計測器において,その測定原理から NO及び NO2 それぞれを直接測定できる方式の組合せはどれか。 ⑴ 化学発光方式 赤外線吸収方式 紫外線吸収方式 ⑵ 化学発光方式 赤外線吸収方式 ⑶ 赤外線吸収方式 紫外線吸収方式 ⑷ …

R5年 大気特論 問14(二酸化硫黄自動計測器)

問題 JIS による排ガス中の二酸化硫黄自動計測器の種類とそれに影響を与える共存成分の組合せとして,誤っているものはどれか。 計測器の種類 影響を与える共存成分 ⑴ 溶液導電率方式 二酸化窒素 ⑵ 赤外線吸収方式 炭化水素 ⑶ 紫外線吸収方式 二酸化炭素 ⑷ …

R5年 大気特論 問13(排ガス中の硫黄酸化物の分析)

問題 排ガス中の硫黄酸化物の分析を行った。JISによる排ガス試料採取の方法として、誤っているものはどれか。 集じん装置の下流のダクトに、断面積が一定で、安全が確保できる水平部分と鉛直部分があったが、このうち水平部分に測定断面を設定した。 煙道の…

R5年 大気特論 問12(石炭の元素分析)

問題 ある石炭の工業分析値と無水ベースの元素分析値が下記の通り与えられている。これらの表から計算した,燃料比と無水無灰ベースで表示した炭素質量%の組合せとして,正しいものはどれか。ただし,石炭は灰中に硫黄分を含まないものとする。 燃料比 無水…

R5年 大気特論 問11(拡大 Zeldovich 機構)

問題 拡大 Zeldovich 機構に基づいたサーマル NOx の生成について,理論燃焼温度における生成 NO 濃度の空気比と滞留時間の関係性を例示したものとして,正しいものはどれか。 解答(こちらをクリック) 解答 (1) 解説 「新・公害防止 技術と法規」でも(1…

R5年 大気特論 問10(石灰スラリー吸収法)

問題 燃焼で生成される窒素酸化物に関する記述として,誤っているものはどれか。 通常の燃焼条件では,NO2 の生成量が NO のそれを上回ることはない。 燃焼領域で燃料中の N 分が分解し,N2 とともにフューエル NOx が生成される。 燃料中の N 分のフューエ…

R5年 大気特論 問9(石灰スラリー吸収法)

問題 排煙脱硫装置(石灰スラリー吸収法)の維持管理に関する記述として,誤っているものはどれか。 固形物付着による流路の 狭隘化は,排ガスの通風圧力損失の増大を招く。 吸収液の pH が高くなると脱硫率が下がる。 酸化反応用空気ノズルは,スケールが成…

R5年 大気特論 問8(脱硫プロセス)

問題 湿式の排煙脱硫プロセスにおいて,石こう以外に回収されることのある副生物として,誤っているものはどれか。 硫化カルシウム 二酸化硫黄 亜硫酸ナトリウム 硫黄 硫酸アンモニウム 解答(こちらをクリック) 解答 (1) 解説 湿式の排煙脱硫プロセスの…

テスト

石灰スラリー吸収法 反応式 スケーリング防止策 水酸化マグネシウムスラリー吸収法 排ガス中の二酸化硫黄SO2を除去する技術として、石灰スラリー吸収法と水酸化マグネシウムスラリー吸収法が頻出です。なお、スラリーとは固体粒子が液体の中に懸濁している流…

R5年 大気特論 問7(石炭燃焼)

問題 石炭燃焼とその装置に関する記述として,誤っているものはどれか。 ストーカー燃焼は,鋳物製などの火格子上に固体燃料を支持して燃焼を行う方式である。 散布式ストーカーでは,回転するロータにより大粒径の燃料は近くに,小粒径のものは遠くへ散布さ…

R5年 大気特論 問6(燃焼装置)

問題 液体燃料と固体燃料の燃焼装置に関する記述として,誤っているものはどれか。 高圧気流式バーナーと油圧式バーナーでは,より狭角の火炎を形成するのは,油圧式バーナーである。 油圧式噴霧バーナーでは,戻り油式にすると油量調節範囲が大きくなる。 …

R5年 大気特論 問5(燃焼速度)

問題 ガス燃焼の予混合気では,未燃混合気側に火炎面はある速度 v(m/s)で移動し,その速度を予混合気の燃焼速度 v という。火炎面は,混合気の流速とこの燃焼速度がつり合う位置に見かけ上静止する。条件の異なる予混合気をスリット状の噴出口から,流速 U…

R5年 大気特論 問4(燃焼計算)

問題 石炭を完全燃焼させている燃焼炉で,燃料を石炭からバイオマスに切り替えた。熱負荷と空気比がともに一定となるように調整したとき,燃料切り替え後に空気の供給量はおよそ何%変化するか。なお,熱負荷は燃料の供給量(kg/h)と低発熱量(MJ/kg)を掛…

R5年 大気特論 問3(燃焼計算)

問題 酸素濃度が 22~27 体積%の範囲の酸素富化空気により,乾き排ガス中 CO2 濃度が 12.6 体積%となる空気比で完全燃焼させたとき,湿り排ガス中 H2O 濃度が4.71 体積%となる燃料はどれか。 C4H10 C3H8:20 体積%,C4H10:80 体積%の混合燃料 C5H12 C…

R5年 大気特論 問2(燃料に含まれる硫黄分)

問題 各種燃料に含まれる硫黄分(質量%)について,JIS で規定されている上限値が最も小さいものはどれか。 1 号灯油(燃料電池用を除く) 2 号灯油 1 号軽油 1 種液化石油ガス 2 種液化石油ガス 解答(こちらをクリック) 解答 (3) 解説 各種燃料に含ま…

R5年 大気特論 問1(ガソリン,灯油,軽油の JIS)

問題 ガソリン,灯油,軽油の JIS に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。 ガソリンは,密度(1) 0 . 783 g/cm3 以下と規定され, 2 種類に分類される。灯油は, (2)2 種類に分類される。軽油は,(3)流動点により (4)4 種類に分類…

R5年 大気概論 問10(植物に対する大気汚染物質の影響)

問題 植物に対する大気汚染物質の影響に関する記述として,誤っているものはどれか。 オゾンは毒性が比較的強く(大気中で数 ppb ~数十 ppb の濃度レベルで植物被害が発生),小斑点,漂白斑点,色素形成,等がみられる。 二酸化硫黄(SO2)は毒性が中程度…

R5年 大気概論 問9(窒素酸化物(NOx)の発生源と発生量)

問題 窒素酸化物(NOx)の発生源と発生量に関する記述として,誤っているものはどれか。 化石燃料の高温燃焼に伴って発生する主要な窒素酸化物は,一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)であり,一般に両者を併せて NOx と呼ばれている。 NOx はカドミウム,…

R5年 大気概論 問8(硫黄酸化物(SOx)の業種別排出量)

問題 環境省による平成 30 年度大気汚染物質排出量総合調査(平成 29 年度実績)における硫黄酸化物(SOx)の業種別排出量を多い順に並べたとき,正しいものはどれか。 電気業 > 鉄鋼業 > 化学工業 > 石油製品・石炭製品製造業 電気業 > 鉄鋼業 > 石油…

R5年 大気概論 問7(地球温暖化)

問題 地球温暖化に関する記述として,誤っているものはどれか。 温暖化係数とは,代表的な温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の温室効果を 1 として相対的に示す値である。 メタン(CH4)の温暖化係数(100 年)は,一酸化二窒素(N2O)の温暖化係数(100…

R5年 大気概論 問6(ハロカーボン類)

問題 2020 年におけるハロカーボン類を大気中濃度の高い順に並べたとき,正しいものはどれか(WMO 温室効果ガス年報第 18 号による)。 HCFC-22 > CFC-11 > HFC-134a HFC-134a > HCFC-22 > CFC-11 CFC-11 > HCFC-22 > HFC-134a HCFC-22 > HFC-134a >…

R5年 大気概論 問5(環境基準の達成状況)

問題 一般環境大気測定局における,2016(平成 28)年度から 2020(令和 2 )年度の環境基準の達成状況に関する記述として,誤っているものはどれか。 光化学オキシダントの環境基準達成率は,すべての年度で 1 %未満である。 微小粒子状物質(PM2.5)の環…

R5年 大気概論 問4(一般粉じん発生 施設)

問題 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律に規定する一般粉じん発生施設に該当しないものはどれか。ただし,鉱物はコークスを含み,石綿を除く。 原料処理能力が 1 日当たり 50 トンのコークス炉 面積が 1000 平方メートルの鉱物の堆積場 ベルト…